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犬「プラハのワンコは大人だ」

プラハ、1週間、
お一人様13万円(燃油代5万円を含む)の旅へ

5月の後半、カミさんとチェコのプラハを訪れた。
パックツアーではなく、航空券と5泊分のホテルをHISに手配してもらった。
プラハ在住の日本人夫婦を頼りに、さしたる予備知識も無いままに出かけた。

「プラハに来て良かった~」という場所と場面が
違ってた?

ホテルの近くにある「トラム(路面電車)ミュージアム」へ出かけると、
古くて珍しいトラムが山ほど展示されていた。
思わず「プラハに来て良かった~」
プラハトラム子供縮小
■ボクうれし、パパも楽しそ

翌日はプラハ郊外にある「航空ミュージアム」へ案内してもらった。
なんとそこには、第一次大戦頃の複葉機から旧ワルシャワ条約機構時代には
秘密のベールに包まれていたソ連の軍用機などが、山ほど展示されていた。
しかもここは入場無料。
売店横のパラソルの下で、500ccグラス1杯が100円也のピルスナー系生ビールを
グビリとやって、思わず「プラハに来て良かった~」
ちなみに、チェコは世界一のビール大国です。もちろん、めちゃくちゃ美味い!
プラハ航空機展示
■外の展示は雨ざらし、館内展示は機体もエンジンもプロペラもピッカピカ

リチー、その犬クールにつき
「プラハに来て良かった~」はまだまだ続く。
朝、日本人夫婦が飼い犬を伴ってホテルのロビーまで、私たちを迎えに来てくれた。
リチーという名のその犬は、シュナウザーとプードルのミックス犬だ。
彼はいきなりカミさんの脚にしがみつき、尻尾をちぎれんばかりに振って、
最大限の親愛の情を示してくれた。
この状態に驚いたのは飼い主たちのほうで、この犬が初対面の人にこんな風に
接することは無かったらしい。

街とワンコの共生感
この話でお気づきかと思うが、博物館や文化施設などで制限はあるものの、
プラハでは、ほとんどどこでも、レストランにだって、犬の出入りは自由なのだ。
トラムも地下鉄も、ワンコ料金さえ払えば普通に乗れる。
カミさんと二人で住宅街を散歩していて見つけたのが、街角のウンチBagで、
袋の中には紙製のスコップも入っていた。
後で聞いたところでは、袋は無料で、区ごとにワンコのイラストが違うそうだ。
プラハは10区あるから、 絵柄は10種類あることになる。
ちなみに、街なかの人さま用の公衆トイレは有料です。
プラハワンコバッグ2縮小
■街のあちこちに無料のウンチBagが
プラハワンコバッグ3縮小
■横にはちゃんとゴミ入れが

社会のやさしさに甘えないプラハの犬たち
ホテルにだって、電車やバスにだって、レストランにだって、出入り自由の犬たち。
レストランではフロアスタッフが、犬に水を持ってきてくれる。
ちなみに、人間さまの水をオーダーすると、もちろん有料だ。
プラハ犬トリミング縮小
■リチ―だぜ、レストランも電車もOK。クールだろ~

だからだろうか、社会がフツーに接しくれる分、プラハの犬たちは、抑制感に
あふれている。
むやみに吠え立てないし、挙動も落ち着いていて、レストランではテーブルの下に
潜りこんで、食事が終わるのを待っている。
人は犬を受け入れ、犬はその好意に応えているかのようだ。

さよならの夜、リチーと50メートルダッシュ
日が暮れはじめたプラハ最後の夜、男同士(片方は犬だが)がその友情を確かめ合った。
私とリチーは、ホテルの入り口めざして、ともに全力疾走(リチーは出力80%くらいか)した。
ホテルの前で、彼は私を見上げ、ぺロリと舌なめずりして、満足の意を
あらわしてくれた。
リチーとの距離がまた一歩縮まった(と私は勝手に解釈した)
プラハ犬ホテル前縮小
■さあここから走るぞ!リチ―


そんな社会にあっても―
人間にであれ、動物にであれ、イジメや虐待を繰り返す心病んだ人は、どんな国にも
たくさんいる。
実はリチーは、日本人夫婦が、飼い主としての資質と環境を厳しく審査された上で、
シェルターから貰い受けてきた犬だ。
彼の妙な落ち着きぶりは、前の飼い主から受けた仕打ちに対する悲しみ故かもしれない。
それだけに、はじめて会った私やカミさんに示してくれた、彼らしくもない親愛の振る舞いは、一生の思い出になるだろう。
またしても、「プラハに来て良かった~」なのである。

チェコの人というかヨーロッパの人が日本のペットShopを見たら卒倒するだろう。
犬は、透明のプラスチックBOXからではなく、ブリーダーから買うものなのだ。
ドッグカフェやドッグホテルを見たら不思議がるだろう。
犬はホテルと称する檻ではなく、ペットシッターさんに預けるものなのに、と。
日本のペット環境は、商業主義的であり、飼い主の意識も総じて低い。
介護犬にみられるような、犬の能力や役割と社会の共生に思いいたる政治家や官僚も
いない。

大阪のビジネス街を、ホームレスのおじさんがリヤカーに一匹の犬つないで
通り過ぎて行く。
ブランドもののドッグウェアに身を包まれているわけでもなく、
高級なドッグフードを食べさせてもらっているわけでもないけれど、
このおじさんが、あるいは自分の飼い主がお金持ちなのか貧乏なのか、
そんなことがわかる犬なんか、世界中にただの一匹もいない。
でも、自分の飼い主がいい人なのか悪い人なのかは、よくわかるはずだ。
だから私には、この街で、大好きなおじさんのそばで片時も離れずに
暮らせるキミはとても幸せそうに見える。
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プロフィール

テッペン爺

Author:テッペン爺
昭和22年(1947年)
京都に生まれ、
芦屋に育ち、大阪を経て
現在は芦屋に在住。
身長178㎝ 体重75㎏
販促企画のプランナーとして
適度に活躍(?)して33年。
現在に至る。

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