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街「スゲ!〈移〉動戦士ガンダムの集人力」

2009年夏 ゆりかもめの窓越しに小さく、それは見えた。
わずかに西に傾きかけた陽を背にしたそのシルエットは
まごう事無きガンダムの勇姿。
GDM縮小夕景

出張中の身であり、しかも終点の有明(当時)にあるパナソニックのショールームに行かなくてはならないのだが。
逡巡は一瞬で、あえなく台場で下車。 めざすはその先の潮風公園。
公園から戻って来る人たちからは、「今から行くんだね」「すごいよ~」「イイですよ~」てな眼差しが飛んでくる。

海辺の公園は、大勢の人々で賑わっていた、と言えれば簡単だが、ちょっと様子が違った。
完成間近で公開前、なので入場の行列がある訳でも無く、アナウンスや音楽が流れているわけでもない。
この場に集った大方の人たちは、実物大というとんでもない代物に出くわして声も無く見上げ、あるいは、ひたすら
カメラのシャッターを切っている。
これだけの人がいるのに、とても静かなのだ。

集まった人たちの年齢や職業、いわゆる属性がばらばらなことにも驚く。
コアなファンやオタクと称される人たちはもちろんだが、スーツ姿のサラリーマン、作業服姿の人、かなり高齢な方、
若い女性も多かった。
GDM縮小全景2
image002.jpg
■このとてもキュートな外人女性は、ガンダムを背に大はしゃぎ。
 仲間に「ちゃんと撮ってね」とかなりきついダメ出しをしていた。
 それにしても、脚長、腰高のガンダムよりキミのプロポーションのほうが
 数段イイ!!と思っていたのは、私だけだったのだろうか。

GDM.jpg
■工事中なのだが、整備中の雰囲気が漂っている。


潮風公園のガンダムには、会期1カ月半に150万人の来場者を予想していが、最終的には450万人もの人たちが
集まったそうだ。
その後、2010年にはバンダイの本拠地、静岡で公開された。
ここにも、日本はもちろん、世界中からも、多くの人たちが押し寄せたことは言うまでもない。
この時はビームサーベル抜刀状態の大サービスであった。
今年はお台場で頭部や腕部などのパーツが地上にごろりと並べて、展示されている。
ガンダムの手のひらに乗った子供たちは大喜びだ。
これは、神戸・長田にある『鉄人28号』の巨大な足の甲によじ登って大はしゃぎする子供たちと重なる光景だ。

たった一体の構造物が、大人にも子供にも無邪気さや解放感を与えてくれる。
イベントに集客されるのでは無く、人々がそれぞれの想いや意を持って集う。
それがガンダムの集人力だと思う。
ちなみに、私はガンダムファンでもないし、TVアニメ30分をまともに観たことも無い。
それでも、こういうアホな(めちゃくちイイ意味で)ものを創り上げた関係者の情熱、エネルギーに触れたいという強い思いが、会場へ足を向けさせたのだと思う。

改めて言うまでも無く、このガンダムは、官僚、役人どもが多額の税金を収奪して確信犯的に作る、集客力ゼロ、魅力皆無の「箱モノ」とは真逆の存在だ。
高さ18メートル、重さ35トンの実物大『機動戦士 ガンダム』は、時と場所を変えてその魅力を伝えてくれる<移>動戦士なのだ。

某国の、とても洒落っ気のある大臣が「日本にはこんな秘密兵器があったのか」と言ったそうな。
ならば、コイツと神戸の鉄人28号で、
「箱モノ」づくりに血道を上げる「バカ者」― 官僚、霞が関、都心の一等地を占拠する公務員マンション ― なんかを蹴散らしてみようか。



▼同じロボットでも、私はこちらのファン。
 生活感あふれる青春物語で、なかなかのほんわかムード。
 できるんじゃねえか押井守。
     ※TV放映版(BD)

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プロフィール

テッペン爺

Author:テッペン爺
昭和22年(1947年)
京都に生まれ、
芦屋に育ち、大阪を経て
現在は芦屋に在住。
身長178㎝ 体重75㎏
販促企画のプランナーとして
適度に活躍(?)して33年。
現在に至る。

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