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人「橋爪功さんの人柄にほんのわずか触れられた一日」


何十年も仕事をしていると、B級、C級クリエータにも有名芸能人と
仕事をする機会が巡って来る。
もちろん、半日、一日のことであって、ご本人の深い部分が
わかる訳も無く、ほんの出会いに過ぎないのだが。

今から十数年前、恵比寿のスタジオ。
大阪からスタイリストを伴って、橋爪功さんの撮影に臨んだ。
大阪のオッサンとオバハンが東京へ乗り込んだ体だが、
このことが、あとで意外な状況を生むことになる。

しかしまあ、この人は飾らない。
スタジオにはスズキの軽、4駆のジムニーを自ら運転してやって来た。
ベンツかBMWあたりと思っていたが、ジムニーは2台乗り継いでる
そうな。(ま、ベンツ、BMW級も所有しているとは思うが)
ディーラーのセールスマンが良い人なので、ついつい、だそうだ。
とにかく、撮影の合間にいろいろ話してくださる。(6つ年長なので謙譲語で)

劇団のために、一生懸命テレビで稼がなくてはならないこと。

新地の安くて楽しいお店のこと。(後に行ったのだが、案内通りの素敵な店)

奥さんの親に結婚の許しを乞うための沖縄への旅。(当時、奥さんはまだ大学生だった)
伝統の綱引きで、引き手としての参加を許され、これが結婚の許しでもあったこと。
この話を彼は、シナリオを諳んじるように、楽しげに話してくれた。

娘さんのこと、これは私の娘のことと合わせて、ちょっとした議論と
なった。
娘の結婚式で男親は泣くか?という話なのである。
彼は、私が絶対に泣くと主張する。
私が、絶対に泣かない、というと、結婚式に参列して確かめるという。
後に、ヴァージンロードを娘と歩いた時、私は心ひそかにつぶやいていた。
「泣いてないよ、橋爪さん」

撮影が終わって、スタイリストが、撮影に使った小粋なワイシャツを
橋爪さんにプレゼントした。
彼は、満面の笑みとお目めキラキラ状態で「ほんま、ええのん?」ん??
大阪弁?だな、さっきから。
そう、橋爪さんは大阪市東住吉区出身、府立天王寺高校という経歴なのだ。

なんとも飾らぬ人ではあるが、この人が、かつては小川真由美という
とびきりモダンな女優と共に暮らした「豪の者」であることを忘れては
なるまい。

帰り際、マネージャーが私のところへやって来て、
「橋爪が日常会話であんなに関西弁を喋るのを初めて聞きました」と
その驚きを隠さなかった。
大阪のオッサン・オバハンパワーの面目躍如である。

あれから十数年、
今日も、テレビの向こう側で、
その人となりを(ほんのわずかだけれど)知っている人が
名演技を披露している。



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No title

橋爪功さんはボクもファンです。
「京都日報の杉浦さん」
「草鹿法律事務所の調査員慎平さん」
「赤かぶ検事」や「野呂盆六刑事」
イイですねー!
プロフィール

テッペン爺

Author:テッペン爺
昭和22年(1947年)
京都に生まれ、
芦屋に育ち、大阪を経て
現在は芦屋に在住。
身長178㎝ 体重75㎏
販促企画のプランナーとして
適度に活躍(?)して33年。
現在に至る。

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