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デザイン「知られていないから、目立たないから余計に凄みを感じる時がある」

ある時、某大手家電メーカーのデザインを統轄する人に「冷蔵庫、エアコン、洗濯機はデザインしたらダメですよね」と言ったら全く通じなかった。
言い方を変えて「これらの製品は今やステイタスでもなんでも無く、ユーザーは食品を保存したり、部屋を冷やしたり、衣類を洗ったりする機能を求めているのだから、デザインされてない高度なデザインが必要ですね」「白物家電の、目立たぬ白塗り塗装は、先人が考えたその第一歩だったんですね」と言ったら、さらにキョトンとされてしまった。
この人は、上の「おっしゃる」事に従い、ひたすら店頭で目立つデザインを追い求めていたのだ。
この程度の見識しか持たない人を上司と仰がねばならないデザイナー諸氏は、さぞや辛かったことであろう。
ひょっとして、今なおそうだったりして。
多くのユーザーは、このような耐久消費財に10年スパンで使える普遍的なデザインを求めているが、そんなユーザー目線を意識できているメーカーはとても少ない。
逆に、そんなものをつくれ!と言っても、B&Oほどのデザイン力やエレクトロラックスのような目線を持たない大方のメーカーにとって、酷な話ではあるが。
それにしても、こんな貧しい志の中から生まれた造型物が、何千、何万台単位で日本の家庭に送り込まれて、キッチンやリビングの景色の一翼を担っていることの方が恐ろしい。
ソニーが白物家電を作ってくれたら、さぞや・・・どうなんだろう。

で、こんなことは考えてもせんないことなので、最近出会った、私的にちょっと地味にいいなあと思っているデザインをご紹介します。

■クライスラー クロスファイアー
車 クロスファイア縮小
どうです、この素敵なヒップライン!!
ベンツSLKがベースで、クライスラーの手によってグラマラスに変身、10年前にデビューした。エクステリアの質感はSLKに勝ると思うが、格好つけすぎてサイドウインドウが小さい。車のオーナーと私は顔がデカく、バックの時など頭が出せない。
最近大手企業をリタイヤした彼は、とても濃密な仕事ぶりで相当な地位にまで進んだ人だが、こんな濃厚な佇まいの車とは無縁のイメージを持たれていたこともあって、長らくその所有を秘していた。
この車は、この後の彼の生きざまの露払い的存在になるだろう。やんちゃな爺さんぶりに期待大だ。


■モンブラン スケッチペン「レオナルド」
モンブラン全体縮小
数年前、知人が昇進祝いとしてプレゼントしてくれた。
それまで、モンブランのラインナップにこんなものがある事を知らなかった。
価格も5万円前後とかなり高額で、彼の心遣いに今もって恐縮している。
見ての通り、圧倒的なボリューム感で芯の直径は5ミリ強。
いつの日か、このペンと水彩絵の具とスケッチブックを持って、四国四十八か所を巡ることを夢見ている。
(ちょっとミスマッチな感じもするが)

■パリ 凱旋門屋上の望遠鏡とフェンス
繝代Μ+020_convert_20110513143612
東京タワ―に代表される展望台やら山のテッペンにある日本の望遠鏡とはだいぶ趣が違う。 
屋外型なのに、この美しさ。ピッカピッカにメンテナンスされている。
フェンスも、およそ日本のものとはまるで違う構造で、槍の穂先が屹立しているような鋭い美しさだ。
自殺志願者には、飛び降りるまでに突き刺さってしまいそうで、抑止効果があるかも。

■フランス国鉄 在来線の旅客列車用電気機関車
パリ電気機関車
同じくフランスで、こちらは鉄道。 TGVだけでなく、在来線の電気機関車だってけっこう洒落ている。
フロントの逆傾斜デザインは1930年代の航空機の機首部分によく使われていて、空力的にも何ら問題は無い。
運転士の前方視界を得るのに有利なデザインでもある。
パリ縮小特急駅員
ついでといっては何だが、列車前方では女性の、美人の、オレンジ色のマフラーを小粋に巻いた駅員さんが検札中だ。
ヨーロッパの鉄道駅には改札口が無いので、折々こんなふうにチェックしている。こんな駅員さんなら何度でも検札OK。

■大阪 湾岸エリア(大正区) 千歳橋
大阪千歳橋縮小
 
橋が架けられてまだ数年。大阪湾岸で最も新しい橋で、橋梁・鋼構造物に与えられる土木学会田中賞を受賞している。
橋の両端が非対称なので、恐竜それも首長竜を思わせるダイナミックなラインが形成されている。
車で偶然通りかかり、このアングルを見つけたのだが、当然のことながら、設計者も取り付け道路のカーブによって生まれる情景を見越してこういうデザインにしたのだろう。
この橋の下では、今も大阪市営の渡し船が健在だ。橋としての扱いなので無料。朝夕は多くの通勤、通学客が利用している。


▼男旅ならドイツだが、カミさんを説得するのがチトやっかいだ。
ロマンチック街道あたりを餌にして、男はミュンヘンのドイツ博物館で
実物のWWⅡ戦闘機やら近大美術館でVWの戦前モデルやらを堪能しよう。
余裕があれば、LRTの聖地カッセルへ。
チケットの購入や乗換えなど少しばかり面倒だが、鉄道旅がいい。
HIS
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プロフィール

テッペン爺

Author:テッペン爺
昭和22年(1947年)
京都に生まれ、
芦屋に育ち、大阪を経て
現在は芦屋に在住。
身長178㎝ 体重75㎏
販促企画のプランナーとして
適度に活躍(?)して33年。
現在に至る。

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